動物用パルスオキシメーターとは?

動物用パルスオキシメーターとは?

当記事では、動物用パルスオキシメーターについてご説明させて頂きます。
動物用パルスオキシメーターは、血中酸素飽和度を図るパルスオキシメーターの内、動物用として使用される機器を言います。薬事法施行令別表第1の六では、内臓機能検査用器具に分類され一般医療機器として扱われます。

パルスオキシメーターの歴史

パルスオキシメーターは日本で1973年、青柳卓雄博士によって測定原理が開発されました。しかし、現在のような簡便に用いられる装置は1982年米国のNellcor社とOhomeda社によって商品化され広く世界に普及しました。その後、動物用として使用されるようになりました。

動物用パルスオキシメーターの原理

パルスオキシメーターでは、皮膚の上からLEDの赤外光とLEDの赤色光を高頻度で交互に照射し、受光素子で透過光を測定すると、動脈血中の酸素と結びついた酸化ヘモグロビンと酸素が離れた還元ヘモグロビンの割合で、赤外光と赤色光それぞれの光吸収が異なり、その光吸収比率と脈動から酸素飽和度を求めています。

動物用パルスオキシメーターで測定する酸素飽和度とは?

酸素飽和度とは血液中のヘモグロビンが酸素と結びついている割合をパーセントで表したものです。パルスオキシメーターで得られた酸素飽和度を経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)といいます。動脈血から直接求めた動脈血酸素飽和度(SaO2)と経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)の値はほぼ同じになります。酸素飽和度から酸素解離曲線を介しおおよその酸素分圧(PaO2)を把握することも出来ます。

動物用パルスオキシメーターの使用

パルスオキシメーターは皮膚の上から非侵襲で動脈血の酸素飽和度(SpO2)と脈拍数を連続的に測定する医療機器です。これにより非侵襲で簡単に低酸素血症を早期に発見することが可能となりました。
獣医分野の患畜等に対して負担がなくリアルタイムで連続測定できるため様々な用途に利用することが出来ます。問題点は皮膚の上から毛細血管の酸素飽和度を測定するため、末梢血管の血流状況、プローブの発光部と受光部の位置ずれ、汚れ、組織の透光性、周囲光の入射、体動などの影響を受け正確に測定できないことがありますので注意が必要です。



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