動物用血圧計の関連知識:非観血的血圧計とは?

動物用血圧計の関連知識:非観血的血圧計とは?

当記事では、動物用血圧計の関連知識として、非観血的血圧計についてご説明します。是非ご確認ください。

>>基礎知識:動物用血圧計とは?

>>基礎知識:動物用血圧計における血圧カフについて

非観血的血圧計の歴史

現在の非観血的血圧測定の主流はコロトコフ音による聴診法とオシロメトリック法です。この血圧測定方法の原理となった研究は1900年初頭です。
*1901年 H.von Recklinghausen ドイツの医師でオシロメトリック原理を普及させた。
*1905年 N.S.Korotkoff ロシアの軍医で血圧測定にて聴診法の紹介。

そもそも血圧とは?

血圧とは血管内の圧力で主に動脈血圧を指します。血圧は心臓の収縮によって押し出された血液が主に血管等の抵抗により発生する圧力です。
血圧は下記のように表すことも出来ます。

血圧=心拍出量×末梢血管抵抗

よって、血圧は血流の増加や血管の弾力性が失われたり末梢血管抵抗が上がることにより上昇します。

血圧の測定方法

血圧の測定法は大きく分けて観血法と非観血法があります。
*観血法は血管内に圧トランスデュサーを挿入し直接血圧測定する方法です(侵襲性血圧計)。
*非観血法は皮膚の上から非観血的に血圧を間接測定する方法です(非侵襲性血圧計)。

血圧値について

収縮期血圧(systolic blood pressure)とは心臓が収縮し血液が心臓から流れ出すときの動脈血圧で最高血圧・最大血圧とも言われます。
拡張期血圧(diastolic blood pressure)とは心臓が拡張し血液が心臓へ流れ込むときの動脈血圧で最低血圧・最小血圧とも言われます。
血液は圧力の高いところ(動脈)から低いところ(静脈)へ流れるため、収縮期および拡張期どちらの状態でも血液は流れています。このため収縮期血圧および拡張期血圧それぞれ重要なバイタルサイン情報です。

非観血的血圧計の使用と注意点

非観血的血圧計は非侵襲で簡便に血圧が測定できる装置です。しかし、ただしい手技のもと使用しなければ測定誤差が大きくなります。誤った手技で計測すると循環状態を見誤るため取扱説明書の注意事項は遵守しなければなりません。
非観血的電子血圧計での計測は下記の点に注意してください。

1.カフ装着部位(前肢、後肢、尾部等)
2.カフ装着位置と心臓の高さ
3.カフのサイズ
4.その他(体位、環境条件等)



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