V60　動物用気化器（イソフルラン/セボフルラン）

V60動物麻酔薬気化器はイソフルラン/セボフルランの２種類の麻酔薬気化下器をご用意しています。低流量から高流量まで安定した麻酔濃度を提供します。機器は定期点検を実施することで１０年間のメンテナンスフリーを実現しています。麻酔器への接続にはセレクタテックシステムを採用して、ワンタッチの着脱を可能としました。これにより気化器の交換、メンテナンスを容易としており、煩わしい交換作業を軽減できます。また気化器２基搭載時の誤操作防止機能により、安全にご使用になれます。

＞＞イソフルランとは？
＞＞セボフルランとは？

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V60　動物麻酔薬気化器の特徴

V60　動物麻酔薬気化器の持つ優れた特徴をご紹介します。

①　セレクタテック®システム採用

現在、数多くの気化器がケージマウント方式を採用しております。気化器の点検依頼や修理のために気化器を着脱するためネジの着脱作業のほか、麻酔器へのテーパ接合への組付け作業に手間と時間を必要とします。セレクタテックシステムはこれらの作業を要さず、ロックレバーを回してセレクタテックマウントから取り外すことで簡単に機器の入れ替えが行えます。またセレクタテックマウントは気化器を着脱すると自動的にバルブが開閉するため、麻酔ガスの漏れを少なくできます。またこの構造からイソフルラン気化器からセボフルラン気化器への換装も簡単にできるようになります。

②ダイヤル式で簡単操作

ダイヤル操作で濃度設定が簡単に行えます。ダイヤルOFFの位置ではロックボタンでロックされており、ロックボタンを押すことによりロックが解除されるため、ダイヤルが意図せずに回転し麻酔ガスの濃度が変わってしまうという心配もありません。

③低流量から高流量まで安定した麻酔濃度を提供

V60は充填容量360ml（乾燥時）の大容量で、長時間の麻酔でも補充の心配を少なくしております。安定して麻酔濃度を維持するため本体ケースも大きな面積を持っています。自動温度コントロール機能により10℃から40℃の範囲で安定した麻酔濃度を得ることができます。

④V60麻酔薬気化器＜セボフルラン＞は素早く注入できるクイックフィル注入器を採用

現在流通しているイソフルラン麻酔薬気化器の麻酔薬注入口は直注式が多く、注入時の薬液漏れや誤って別の麻酔薬を注入する恐れがあります。セボフルラン麻酔薬気化器の注入口はクイックフィル方式を採用し、セボフルラン薬瓶のキャップ形状に合わせたコネクタとなっており、他の気化器への誤注入を防止しています。またクイックフィルはその名の通り、ワンタッチで急速充填が可能です。汚染なく気化器に接続するこができます。

⑤10年間メンテナンスフリー

V60動物麻酔薬気化器はご自身もしくは修理業者による定期点検（濃度試験、漏れ点検）を実施することで10年間内部部品の交換等が不要となる長期間の信頼性が保証されています。従来品では定期点検、温度補償部品や内部灯芯の交換など定期的な保守費用が発生し購入価格以上の費用が購入後発生いたします。V60動物麻酔薬気化器はこのような観点から優れたコストパフォーマンスを提供しています

⑥　製品・薬事情報

動物用麻酔器"COMPOS β-EA"、動物用人工呼吸器"COMPOS X"と使用で、安定した外科手術が可能！

気化器” V60動物用気化器”は、動物用麻酔器”COMPOS β-EA”、動物用人工呼吸器”COMPOS X”との使用で、安定した稼働が実現できます。
動物用人工呼吸器、動物用麻酔器、気化器の設置を省スペース化することも可能となります。

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＞＞動物用麻酔器”COMPOS β-EA”のご紹介はこちら