用語解説

心室性不整脈とは、心室から異常な電気刺激が発生することで脈が乱れてしまうという症状です。心室性不整脈には「心室性期外収縮(VPCまたはPVC)」「心室頻拍(VT)」「心室細動(VF)」という3種類があります。心室性期外収縮とは主によく発見される不整脈で、動機症状が出る場合と無症状の場合があります。心室頻拍とは心室性期外収縮が3つ以上連続で現れる症状で、この状態が続くと失神やめまい、意識不明につながります。心室細動とは心室の筋肉がばらばらに興奮する状態のことで、短時間での意識不明を起こし悪性が強い症状です。この場合は直ちに心肺蘇生を行う必要があります。