用語解説

IBPとは、血圧循環動態を把握するためのバイタルサインの一つです。Invasive Blood Pressureの略であり、観血式血圧や侵襲性血圧とも呼ばれます。IBPにて血圧を測定する場合、橈骨、大腿、足背、上腕などの動脈内にカテーテルを挿入し、動脈圧を測定します。IBPは動脈圧を測定するため、血圧変化がすぐにわかるため、迅速な対応が可能となります。似た用語にNIBPがあります。こちらは非観血血圧と呼ばれ、減圧測定により血圧を測定します。