用語解説

観血的動脈測定は、別名ABPと呼ばれます。測定原理としては、血圧による圧信号が受信膜に伝わり、リンク・ピンを介してその信号が半導体感圧部に伝わります。圧に応じて半導体のストレインゲージが変形し、微細な電気抵抗の変化をとらえて電気信号に変換します。その電気信号を圧アンプに出力してABPとして観察することができます。この測定方法を用いることのメリットとしては頻回の血圧検査が可能になること、継続的でタイムラグのない血圧測定が可能になることなどが挙げられます。