用語解説

脈拍数とは、1分間に触れる脈数のことです。心拍数と似ていますが、心拍数は1分間の「心臓の拍動数」、脈拍数は1分間の「動脈の拍動」であるため意味に若干の違いがあります。正常な場合は脈拍数と心拍数は対応しており、ほとんど同じ数値を振りますが、不整脈の場合は相互に乖離が生じます。乖離の理由としては、不整脈の場合は脈が触知されず、また、心房細動の場合は脈の大きさが不規則になるため、心拍数と差が出てしまうことが挙げられます。